対象となる方

訪問によるマッサージは、一律に診断名によることなく、筋麻痺(※１）や関節拘縮等(※２）の症状であって、医療上マッサージを必要とする症状があり、医師にマッサージの必要性をご判断して頂き、医師の施術同意書をいただけるける方が対象となります。病気の種類、障害の有無にかかわらず、医師が必要と認める全ての方が対象となります。しかし、 疲労回復や慰安目的のマッサージは保険治療の対象にはなりません。 他の症状としては以下のような場合があげられます。

• お一人での食事や着替えなどの日常生活動作（ADL)が困難な方、または困難になってきている方。
• 高齢により四肢筋力低下が認められる方。
• 歩行困難により車椅子を使用している方や、介護つき通院をされている方。
• パーキンソン病や脳梗塞後遺症などにより身体に麻痺のある方。
• 血行障害で下肢が冷たく、浮腫のある方
• 変形性腰椎症・変形性関節症・変形性脊椎症の方
• その他、身体に不自由があり医師の同意により医療マッサージが必要な方

※１　筋麻痺・・・一般的には、手足などの筋肉が完全に機能を失っていることや、感覚が鈍ってる状態をいいます。　運動しようとしても、手足などに十分な力の入らない・手足の感覚が鈍く感じる状態、またはまったく動かすことができない・感覚がまったく感じられない状態をいいます。

※２　関節拘縮・・・関節周囲の筋肉や組織が固くなり、関節の動く範囲が制限され，曲げたり伸ばしたりが困難になる状態をいいます。

また、以下のような疾患名の方も対象になりえますので、まずはご相談ください

適応症状・疾患例

・脳血管障害後遺症（脳梗塞、、脳出血、くも膜下出血など） ・ 多発性脳梗塞・ 脳腫瘍術後・脳挫傷・大脳皮質萎縮・脊髄小脳変性症・脊髄損傷後遺症 ・骨折術後の後遺症 ・交通事故による歩行困難(大腿骨骨折、脊椎損傷等) ・リウマチ ・パーキンソン病・変形性頚椎症、 変形性脊椎症 ・ 変形性腰椎症・変形性膝関節症・変形性関節症・筋萎縮 ・関節拘縮 ・疾病のため日常生活が困難な方等・脳性麻痺（成人）・筋萎縮性側索硬化症・筋緊張性ジストロフィー・後縦靭帯骨化症・頚椎症性脊髄症・多発性硬症、バージャー病・ニューロパチー・サルコイドーシス・脊柱管狭窄症・末梢神経障害・ギランバレー症候群・神経原生筋萎縮症・全身廃用症候群・椎間板ヘルニア　など

わからないことがあればご相談ください

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